IoT時代に輝きを取り戻す「2.4GHz無線帯」、世界中で使えて安価5GHz帯がメリットばかりとは限らない

2020年までにIoT(モノのインターネット)市場は爆発的に拡大するだろう。このIoT時代のWi-Fiにふさわしい周波数帯は、実は2.4GHz帯だ。そう結論付ける幾つかの理由がある。

2016年08月01日 12時00分 公開
[John HornTechTarget]

 従来の2.4GHz無線帯よりも5GHz帯が優れていることを褒めたたえる記事は増える一方だ。アップグレード中毒の傾向が強まっている世界で、それは不思議なことではない。だが、状況を完全に把握することなく、より高い帯域に飛び付くのは賢明でない。

 業界が提供を迫られている最新かつ最強のアップグレードよりも、「時代遅れ」と見なされるテクノロジーの方がメリットを秘めていることが多い。つまり、2.4GHz帯を時代遅れのネットワークだと完全に見放す前に、5GHz帯称賛の裏にあるものや現在のネットワークにとどまることが最適かもしれない理由について詳しく知る価値はある。

爆発的な無線の拡大

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