IoT一色だった秋の祭典、2つのアプローチで見極めるクラウドサービス選び「クラウドコンピューティングEXPO秋 2016」レポート(1/2 ページ)

2016年秋のクラウドコンピューティングEXPOでは、IoTに関するベンダー各社の取り組みが目立っていた。IoTのサービスは大きく2つのアプローチに分けられる。1つは情報収集、もう1つはデータ分析だ。

2016年11月14日 09時00分 公開
[重森 大]

 恒例のIT展示イベント「Japan IT Week 秋 2016」から、「クラウドコンピューティングEXPO」(以下、クラウドEXPO)に注目し、最新の潮流を探った。

 今回のクラウドEXPOでは、どのブースでも「IoT(モノのインターネット)」というキーワードを強く打ち出していた。ベンダー各社のアプローチを探る中で、一時期バズワード化していた「ビッグデータ」というキーワードが鳴りを潜めていることも見えた。もう1つ、各社が足並みをそろえて提供するサービスが、クラウドへのバックアップサービスだ。機能や価格の差こそあれ、ほとんどのベンダーがメニューに入れており、同サービスの浸透度合いの高さがうかがえた。

デバイスからクラウドへの情報収集機能を用意し、サービス開発の基礎を提供

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news063.jpg

約8割の人が経験する「見づらいホームページ」 最も多い理由は?
NEXERはくまwebと共同で「見づらいホームページ」に関するアンケートを実施した。

news119.jpg

スマホ時間の奪い合い「利用者増えても、利用時間は減少」 唯一の勝者は?
データマーケティング支援のGlossomは、「スマートフォンでのメディアとコマースの利用に...

news100.jpg

生成AI時代のコンテンツ制作の課題 アドビが考える解決法は?
求められる顧客体験はますます高度になる一方で、マーケターのリソースは逼迫している。...