「集患」と「待ち時間」という、クリニック経営の代表的な課題を、ITはどのように解決するのでしょうか。
医療機関のIT化は他の業界に比べて5〜10年は遅れているといわれます。また、医療現場でIT製品を導入する際、スタッフから不安の声が上がるなど、多かれ少なかれ障害が発生します。なぜ、医療現場にITが浸透しないのか。その理由を探るとともに、解決策を考えていきます。
前回の「医療ITが普及する5つの条件とは? 遠隔診療を例に考える」では、遠隔診療を例に医療におけるIT化の普及条件について考えてみました。その際、IT化の普及条件として、次の5点を挙げました。
これらの条件をクリアできるIT化は、これまで「遠隔診療」以外で出てこなかったのでしょうか。かつてのレセプトコンピュータ(以下、レセコン)は、この条件をクリアしていたため、普及が進みました。一方で、レセコンの次のシステムとして近年のIT化の中心的存在である電子カルテは、どちらかと言えばマイナスイメージを持たれています。例えば「電子カルテを導入すると医師の負担が増える」「電子カルテを導入しても収益につながらない」といったことです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。
なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...
業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...