2018年08月09日 05時00分 公開
特集/連載

Nokiaの事例「AWS Greengrass」でIoTアプリをクラウドとシームレスに連携させるには

AWS Greengrass上でIoTアプリケーションを構築する際の、さまざまなアプリケーションとインフラストラクチャの連携について考えてみよう。

[George Lawton,TechTarget]

 新世代のIoTプラットフォームでは、クラウド、エッジサーバおよびコネクテッドデバイスにまたがるアプリケーションの構築、配備、管理を容易にすることができる。このようなアプリケーションは、開発者があらゆるレベルでコードと構成のバランスを保証する必要があるため、実装が難しい場合もある。「Amazon Web Services」(AWS)のIoT機能「AWS Greengrass」は、開発者がエッジデバイスや組み込みデバイスと通信する「AWS Lambda」フレームワーク(FaaS:Framework as a Service)の上にアプリケーションを作成できるため、最近注目されている。これには、既に「AWS Snowball Edge」やNokiaが開発した新しいクラスの携帯電話基地局などの技術が組み込まれている。

 AWS Greengrassを使用すると、コネクテッドデバイスに対して安全な方法でローカル処理、メッセージング、データキャッシング、同期および機械学習(ML)などの機能を実装できる。AWSは、機械学習モデルをデバイスに直接配備可能なAWS Greengrass MLのような新しい機能のプラットフォームへの追加を開始した。これらを使用すると、デバイスがクラウドに接続されていなくても、迅速に意思決定を行うことが可能だ。

 Nokiaのエンド・ツー・エンドソリューションアーキテクト、マルコ・ホッカネン氏によると、AWS Greengrassの主なメリットは、AWSの巨大なソースコードのエコシステム、簡単な配備、オフラインでの作業などがあるという。

まずはクラウド側から

 エッジでAWS Greengrassの使用を開始する前に、クラウドレベルのインテリジェンスのためにAWSのマイクロサービスの使用方法を理解することが重要だ。Digi Internationalの製品担当バイスプレジデント、スコット・ネルソン氏は、「AWS Greengrassのパワーにより、システム内でインテリジェンスを分散させ、そのインテリジェンスをオフラインで維持することが可能になる」と語った。

ITmedia マーケティング新着記事

news009.jpg

Google「Pixel 3a」(SIMフリー版)をメルマガ購読者に差し上げます
メールマガジン「ITmedia マーケティング通信」を新規にご購読いただいた方の中から抽選...

news100.jpg

ファンケル、PLAZA、QVC 小売業が自社アプリを持つべき理由とは?
2019年5月15日に開催された「アプリの虎 Vol.4 〜有名企業のアプリ活用最前線〜」におい...

news016.jpg

先進的なCMOを擁する企業は他社より11%高い株主利益を創出――アクセンチュア調査
アクセンチュアは日本を含む世界の大企業のCMOとCEOを対象にした調査を実施しました。