2018年08月28日 05時00分 公開
特集/連載

ロボットの業務利用は避けられないのに、ロボット導入を物理的に阻害する3つの理由「ロボット vs. 人間」という戦争は起こらない

「ロボットは仕事を奪う」という恐ろしげなニュースの見出しは無視しよう。実際に起こり得る展開とは、人間とロボットが相互成長することだ。だが、ロボットが普及するには3つの物理的制限がある。

[Prasad Akella,TechTarget]

 地平線の向こうまで無限の列をなして直列不動の姿勢をとり、月の光に照らしだされた金属製の頭部がキラリと光るロボットの軍隊がいる。いったん指令を受け取ると、彼らはわれわれのオフィスや工場へ進軍を開始し、われわれを机やワークステーションから押しのけてわれわれの仕事を奪うことになるのだろう。

 これが、この手のニュースを読む時に感じることだ。ロボット工学と人工知能(AI)の急速な進歩が、社会の生産的な一員となることを意味する全ての存在に向かって真っ向から収束しつつあると考えるのも無理からぬことだ。コンサルタント会社のMcKinsey & Companyは「世界中で4億〜8億人の人々が2030年までに自動化によって行き場を失い、新しい職場を探す必要がありそうだ」と推定したが、皆がそれを恐れるのは想像に難くない。

 幾つかの見方を整理してみよう。

ロボットの導入を回避できない理由

ITmedia マーケティング新着記事

news143.jpg

ベクトル、広告業界のEコマースサイト「ヒロメル」 提供開始
ベクトルグループが持つ成功事例やノウハウを参考に、PR、マーケティング、ブランディン...

news057.jpg

東南アジアのソーシャルコマース最新事情
SNS時代に新しいカスタマージャーニー。アジアの消費者の心をつかむには?

news154.jpg

CEOの多くが「今後2年間にわたり景気は停滞せず拡大する」と予測――Gartner調査
CEOの半数以上が「成長」に主眼を置き、危機を乗り越えた先には機会があると考えています。