RPAは広く受け入れられ始めた。RPAの対象業務を拡大している企業もある。最新の動向を見てみよう。
ソフトウェアロボットで業務を自動化する「ロボティックプロセスオートメーション」(RPA)導入の広がりは、新たな段階に入った。
RPAを推進する上で、ガバナンス、チェンジマネジメント(組織の業務変革を効率的に推進するマネジメント手法)、ビジネス部門とIT部門の連携などを重視する必要性が高まっている――。RPAベンダーのUiPathが米マイアミで開催したカンファレンス「UiPath Forward」で、ある業界幹部はRPAのトレンドについてこう強調した。
RPAが普及し始めた当初、企業の従業員は自分の雇用を脅かす存在としてRPAに抵抗感を示した。現在そうした抵抗感は薄れつつある。管理職はRPAが状況を一気に変革する可能性を秘めていることを認識し始めた。同イベントで講演したスピーカーの論調は、おおよそ、この傾向で一致した。
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