2019年02月18日 08時00分 公開
特集/連載

EU市民の個人データは鬼門AIのブラックボックス化を許さないGDPRに注意

GDPRはEU圏外の国にも影響を及ぼす。EU市民の個人データを機械学習に利用すると説明責任が生じ、機械学習の内部はブラックボックスだという言い訳は通用しない。

[Warwick Ashford,Computer Weekly]

 機械学習に個人データを利用するなら、EUの一般データ保護規則(GDPR)に従う必要があると話すのは、StudioAGで主席コンサルタントを務めるアレッサンドロ・グアリーノ氏だ。

Computer Weekly日本語版 2月6日号無料ダウンロード

本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 2月6日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。

なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。

ボタンボタン

 GDPRは、自動的に行われる個人の意思決定やプロファイリングの全てに適用される。こうした自動処理は、人工知能(AI)、特に機械学習アルゴリズムの最も一般的な応用事例だ。同氏はベルギーのブリュッセルで開催されたサイバーセキュリティカンファレンス「EEMA ISSE 2018」でこう語った。

 GDPRは、プロファイリングを「自然人と関連する一定の個人的側面を評価するために、特に、当該自然人の業務遂行能力、経済状態、健康、個人的嗜好、興味関心、信頼性、行動、位置及び移動に関する側面を分析又は予測するために、個人データの利用によって構成される、あらゆる形式の、個人データの自動的な取扱い。」(訳注)と定義している。

訳注:日本語訳は「自動化された個人に対する意思決定とプロファイリングに関するガイドライン」から引用。

 ただし、グアリーノ氏はこれには問題があると話す。

ITmedia マーケティング新着記事

news153.jpg

「Indeed」「ZOOM」がワンツーフィニッシュ 米国ビジネスアプリダウンロードTOP5(2019年10月度)
世界のモバイルアプリの潮流を分析。今回はiOSとAndroidにおける米国ビジネスアプリダウ...

news073.jpg

モバイルアプリの成長を後押しするテレビCMには2つのタイプがあると判明――フラーとエム・データ調べ
フラーはエム・データと共同で、モバイルアプリに関するテレビCMの放映回数・時間とアプ...

news023.jpg

Cookieによる効果測定に不足を感じる広告宣伝担当者が増加――サイカ調査
広告配信などにおけるCookie利用の制限が検討されています。一方で、企業の広告宣伝担当...