2019年03月06日 09時00分 公開
特集/連載

バックアップとスナップショットは万能薬ではない データ喪失の悪夢を避けるには?従来手法の機能を補完する

従来のバックアップ手法、あるいはスナップショット単独では、現在の企業が抱えるデータ保護と災害復旧(DR)のニーズは満たせない。両者を組み合わせる必要がある。

[George Crump,TechTarget]
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 企業は、障害発生時にデータを失うことなく素早く復旧させることをIT部門に期待する。従来のバックアップ用ソフトウェアやハードウェアでは、こうした要望に応えることはできない。そのためIT部門には別の手段が必要になる。標準的なバックアップの代わりに、バックアップ用スナップショットを検討してはどうだろう。スナップショットとバックアップを組み合わせれば、少なくとも理論上は、上層部が求める素早いデータ保護と回復を提供できる。問題は、この戦略に不備があり、従来のバックアップと完全に置き換えられない点だ。

 本稿ではこの不備について詳しく掘り下げる。バックアップ用スナップショットを、データ保護と災害復旧(DR)の包括的な戦略に組み込むためにIT部門ができることを探る。

スナップショットの問題点

 ほぼ全てのストレージシステム、OS、ハイパーバイザーにはスナップショット機能が何らかの形で組み込まれている。スナップショットをデータ保護に利用することを検討しているIT担当者は、特定のスナップショット製品の機能とスナップショットの一般的な問題点を把握する必要がある。加えて、そのスナップショット製品が役割を果たすかどうかを確認しなければならない。

 以下にバックアップ用スナップショットの主な5つの問題点を挙げる。

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