2019年03月22日 05時00分 公開
特集/連載

開発手法はアジャイルにクラウドでABAP開発環境が使えると何がすごいのか 「SAP Cloud Platform」の進化

SAPは「SAP Cloud Platform ABAP Environment」の提供によって、SAP ABAP開発者はそのスキルをクラウド環境でも生かせるようになった。だが、開発手法は見直す必要があるかもしれない。

[Christine Parizo,TechTarget]
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 これまで、ラピッドイテレーション(高速反復型開発)とSAP製品とは同じ文章の中で両立することはなかった。だが「SAP Cloud Platform ABAP Environment」によって局面が変わるかもしれない。これにより、プログラミング言語「ABAP」(Advanced Business Application Programming)がクラウドで利用可能になる。

 開発者はABAPの既存のスキルをDevOpsにもアジャイル手法にも利用できる。その結果、ビジネスに必要なアプリケーションを迅速に提供できるようになる。専門家によると、SAP Cloud Platform ABAP Environmentは開発者が求めるものを提供するだけでなく、SAPの長期にわたるABAPへの取り組みを実証しているという。

カスタマイズを可能にするABAP

 ABAPの当初の考え方は、開発者が必要に応じてSAPのERPシステムをカスタマイズできるようにすることだった。「企業がオンプレミスシステムをアップグレードすることもメンテナンスすることも必要ないならば、この考え方はうまくいく」と話すのは、SAPで製品マーケティング部門のグローバルバイスプレジデントを務めるダニエル・ラル氏だ。だが、SAPアプリケーションを利用し続けている顧客は、ABAPのカスタムコードが3百万行を超えることは珍しくない。SAPが更新パッケージをリリースするたびに広範囲に及ぶ回帰テストを実行する必要がある。

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