2019年04月08日 05時00分 公開
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5G通信の初期展開を予想する「5G」と「4G」を比較 速さだけではない3つの違いとは

通信事業者は、5Gの初期展開に慎重な動きを見せる可能性がある。だが5Gには4G以前と決定的に違う要素が3つあるため、優れた投資対象になると専門家は予測する。

[Michaela Goss,TechTarget]
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 5G(第5世代移動体通信システム)が幅広く利用できる日が近づいている。それに伴い、5Gのある流れがこれまでの予測とは変化し、LTE(Long Term Evolution)を含む4G(第4世代移動体通信システム)よりも優れた投資対象になりそうな様子を見せている。

 調査会社Rethink Technology Researchが移動体通信事業者(MNO)78社を対象に実施した調査によると、5Gには4Gとの差異化要因として次の3つがあるという。

  • 多様性
  • 高密度
  • 仮想化

 この3つの特徴によって、これから2025年まで4Gの利用を続けるよりも5Gに投資する方が有利だ、とRethink Technology Researchは予測する。

 5Gにはエッジ処理能力に優れ、遅延が少なく、圏外域でのリカバリー能力が高いという特徴がある。ただし商用5Gサービスの稼働が近づくにつれ、通信事業者は5Gの導入に慎重になる可能性があるというのが同社の見解だ。

 同社は他にも幾つか予測をしている。例えば次のようなことだ。

  • 5G導入の大半が消費者向けブロードバンドになるだろう
  • 4G LTEと比べて設備投資は少なくなるだろう
  • 他のテクノロジーへの支出が抑えられるため、5G導入によるコストは相殺されるだろう

5Gを4Gと差別化する要素

多様性

 5Gを4Gと差別化する特徴の一つは多様性だ。5G導入の目的は、モノのインターネット(IoT)のように新しい収益源に合わせてネットワークを最適化することにある。

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