「HCI」はソフトウェアとアプライアンスのどちらを選ぶべきか?代表的な製品は?

HCIにはソフトウェアとアプライアンスの2通りの導入方法がある。導入する企業はそれぞれの方法における課題を考慮に入れておくとよい。

2019年05月30日 05時00分 公開
[Stephen J. BigelowTechTarget]
画像

 「HCI」(ハイパーコンバージドインフラ)の導入に関して、IT管理者がまず決めなければならないのは、HCIをソフトウェアとして導入するのか、パッケージ化されたアプライアンスとして購入するのかだ。

 従来、CPUやメモリなどのコンピューティングリソース、ストレージ、ネットワークといったインフラコンポーネントをまとめた統合型インフラを導入する主な目的は、システムの集約だった。ベンダーは、多様なインフラコンポーネントと、それらを統合管理するためのソフトウェアをパッケージ化して提供していた。このパッケージ化された統合型インフラは迅速に導入できることがメリットだが、選択肢が限られ、特定ベンダーの製品にロックインされやすい課題もあった。

 今日では、HCIはより広範かつ多様な製品から選べるよう選択肢が拡大している。管理者はHCIをソフトウェアとして、またはソフトウェアを事前にインストールした構成済みのアプライアンスとして導入できる。

ソフトウェアで導入するHCI

ITmedia マーケティング新着記事

news179.jpg

広告クリエイティブ制作後の確認をAIが支援 サイバーエージェントが「極予測やりとりAI」を提供開始
広告主企業との確認作業を効率化。当日入稿・当日配信も可能になるという。

news174.png

世界の業務アプリ導入数は1社当たり平均93、日本は最少の35――Okta調査
業務アプリの利用動向に関する年次調査の結果です。

news024.png

「ECプラットフォーム」 売れ筋TOP10(2024年3月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。