前編「『5G』を根本から理解するためのキーワード『5G NR』『FWA』『LTE』とは」は、「5G」(第5世代移動体通信システム)を知るために欠かせない基本的な要素を説明した。後編で紹介するのは5Gの土台にある、各種ネットワーク技術だ。
「ミリ波」は30GHz〜300GHzの周波数帯の電波を指す。特徴は高速なデータ伝送を可能にする点だ。5Gが使用する電波の一部は、この周波数帯に含まれる。ミリ波は波長が短く、電波の直進性が高い。ミリ波による通信は「Line of Sight(LOS:視界)通信」と呼ばれることがある。湿度が上昇したり、電波の進む先に壁のような遮蔽(しゃへい)物があったり、視界を遮る状況でパフォーマンスが低下する現象が発生するためだ。
MIMO(Multiple Input Multiple Output)は送信側と受信側で複数の通信用アンテナを同時に使う伝送技術で、データ伝送の効率性を最大化するスマートアンテナ技術に位置付けられる。利用できる複数のアンテナを組み合わせることで、データ伝送エラーを減らし、データ伝送速度を最適化する。5GはMIMOの技術を最大化するために、利用するアンテナを大幅に増やす「Massive MIMO」を採用する。これによって大容量のデータ処理に対処できる。
コロナ禍における「ご自愛消費」の現状――スナックミー調査
「ご自愛消費」として最も多いのは「スイーツやおやつ」で全体の68%。その他、ランチ38...
正月三が日のテレビ視聴は過去10年間で最高値――ビデオリサーチ調査
正月三が日の総世帯視聴率(HUT)は過去10年で最高値となり、年末年始のテレビ視聴は例年...
KOLやKOCによる口コミを創出するために必要なこと
中国向けにマーケティングを行う上で重要なのが口コミである。口コミには友人・知人間で...