2019年06月18日 08時30分 公開
特集/連載

「ローカル5G」とは何か “使えない無線LAN”の代替策に低レイテンシ、安定性に注目

企業には各種デバイスやオートメーション装置向けの高度なネットワーク接続が必要になる環境がある。今後「ローカル5G」がそうしたネットワーク構築の有力な選択肢になる可能性がある。

[Lee Badman,TechTarget]
画像

 無線ネットワークの世界は今、この話題で持ちきりだ。次世代無線LAN規格「IEEE 802.11ax」(無線LANの業界団体Wi-Fi Allianceによる製品認証プログラムの名称で「Wi-Fi 6」)と、移動体通信システムの新規格「第5世代移動体通信システム」(5G)である。5GとIEEE 802.11ax、どちらが市場で優位に立つかという議論に注目が集まっている。

 実際には、どちらもさまざまな利用シーンで広く使用されることになるだろう。注目したいのは無線LANの市場シェアを5Gが奪う可能性のある、興味深い分野が登場したことだ。5Gをプライベートネットワークとして使う「ローカル5G」である。

 スマートフォンや自動車が5G接続するための基地局を、通信事業者が増やすのは当然の流れだろう。このように5Gの主要なユースケースとして以前から注目されてきたものだけではなく、製造業や鉱業などの現場でも5Gの利用が検討されている。ロボットや産業機械、センサー、オートメーション装置用のネットワーク接続の仕様変更が検討されている。企業の敷地内など、特定の拠点や建物で使うプライベートネットワークとして、無線LANの代わりに5Gの採用を検討する動きがあるという。

「ローカル5G」が「無線LAN」よりも優れている点

ITmedia マーケティング新着記事

news139.jpg

「TikTok For Business」誕生 中小企業支援やクリエイターとのマッチングで新展開も
TikTokでブランドの声を広げるための新しいプラットフォーム「TikTok For Business」が誕...

news066.jpg

「鬼滅」「あつ森」「恋つづ」他 10代男女が選ぶ2020年上半期流行ったもの――Simejiランキング
おなじみの「Simejiランキング」では、新型コロナウイルスやステイホームに影響を受けた...

news148.jpg

コロナ禍で「たすけあいの意識」が高まったと回答した人が66.9%――こくみん共済 coop調査
コロナ禍の意外な効用? 人と人との「たすけあい」の気持ちが強くなっているという調査...