「Wi-Fi 6」は給電もネットワークも変えなきゃ無意味? 無線LAN移行の落とし穴「Wi-Fi 6」の正体【後編】

「Wi-Fi 6」の導入を成功させるには、移行に向けた最適なステップを検討する必要がある。大容量の給電とより高速なアップリンクを実装することが、成功の鍵を握る。

2019年10月29日 05時00分 公開
[Kevin TollyTechTarget]

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 「Wi-Fi 6」と「Wi-Fi 5」の違いについて前編の「『Wi-Fi 6』と『Wi-Fi 5』の違いとは? 5つのメリットを解説」で触れた。後編は前の世代との違いを踏まえつつ、Wi-Fi 6への移行を検討する際に何を考慮すればいいのかを解説する。Wi-Fi 6とWi-Fi 5は、無線LANの業界団体Wi-Fi Allianceの製品認証プログラム名称であり、それぞれ無線LAN規格の「IEEE 802.11ax」「IEEE 802.11ac」を基にする。

考慮点1.Wi-Fi 6への移行方法

 Wi-Fi 6の仕様は、これまでの無線LAN規格と同様、業界標準化団体であるIEEE(米国電気電子学会)のワーキンググループが策定する。このためWi-Fi 6はこれまでに標準化されたWi-Fi 5以前の無線LAN規格との互換性がある。ベンダー間での相互運用性も確保されるだろう。

 移行のタイミングは、一般的には既設の無線LAN機器を更改するタイミングとなると考えられる。とはいえWi-Fi 6の機能を完全に取り入れるためには、クライアントデバイスなど関連する機器やデバイスについてもWi-Fi 6に準拠したものに変える必要がある。

 Wi-Fi 5は2.4GHz帯を利用できないが、Wi-Fi 6は2.4GHzと5GHz帯の両方を利用できる。その点では、Wi-Fi 6はWi-Fi 5に比べて下位規格との互換性が高い。

考慮点2.給電能力の向上

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