企業のITチームは、クラウド利用を本格的に検討する前に、自社のビジネスやネットワークの準備が整っているかどうかを確認する必要がある。特にオンプレミスとクラウド、クラウドと他のクラウドの間を接続するネットワーク(以下、クラウド接続用ネットワーク)を構築する際は、さまざまな要素を検討しなければならない。
クラウドという言葉は「パブリッククラウド」「プライベートクラウド」「ハイブリッドクラウド」「マルチクラウド」といったさまざまな形態を含んでいる。クラウド接続用ネットワークの形態も多様で、規模も異なる。クラウドの形態の違いが、クラウド接続用ネットワークを検討する際の鍵になる。管理ツールを提供するベンダーの違いなど、クラウドの形態以外にも検討しなければならない要素もある。
企業がクラウド接続用ネットワークを構築する際、IT担当者が知っておくべき基本的な事項を本連載で解説する。
クラウド接続用ネットワークを構築する際に注視すべきなのが、データ伝送速度やアプリケーションの応答速度といったクラウドの性能への影響だ。クラウドの性能を適切に監視するためには、まずはクラウドのアーキテクチャによる違いを知っておく必要がある。
ITコンサルティング会社West Gate Networksのプレジデントを務めるアンドルー・フローリッヒ氏は、クラウドそのもののアーキテクチャはパブリッククラウド(ベンダーのインフラを部分的に専有する「ホスティング型プライベートクラウド」を含む)と、オンプレミスのインフラにプライベートクラウドを構築する「オンプレミス型プライベートクラウド」の2種類に大別できると説明する。
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