2007年の設立以来、FinTech(金融とITの誘導)企業のCredit Karmaは、さまざまな変革を遂げてきた。個人向け財務サービスを手掛ける同社の成長を後押しする技術の一つが、クエリ(データ操作)言語「GraphQL」だ。同社が提供するサービスの応答時間を短縮し、サービスの質を向上させるために活用している。同社のトラフィックの50%程度がGraphQLを介したデータのやりとりで発生しているという。
Credit Karmaは2017年にGraphQLを本番環境に導入して以来、その利用を広げている。2016年に入社したエンジニアリング担当副社長のニック・ナンス氏は、同社でGraphQL活用に取り組む主要なアーキテクトだ。
ナンス氏がCredit Karmaに入社して最初に担当した仕事の一つは、同社が利用している技術を見直す作業を手伝うことだった。「当社は当時、急激に成長し始めていた。それを支えるために、われわれはエンジニアリングチームを急ピッチで拡充し、スケーリング(規模の拡大)可能なアーキテクチャの構築する必要があった」(同氏)
営業デジタル化の始め方
「ITmedia マーケティング」では、気になるマーケティングトレンドをeBookにまとめて不定...
「RED」「Bilibili」「Douyin」他 中国の主要SNSプラットフォームの特徴まとめ
トレンド変化の大きい中国においてマーケティングを成功させるためには、主要SNSプラット...
コロナ禍における「ご自愛消費」の現状――スナックミー調査
「ご自愛消費」として最も多いのは「スイーツやおやつ」で全体の68%。その他、ランチ38...