普通のチャットbotと「AIチャットbot」の違いとは?チャットbotと開発ツールの進化【前編】

「チャットbot」は長い間、事前に準備した回答を出力するだけのプログラムだった。AI技術を組み込むことにより、用途が急速に多様化している。

2020年04月22日 05時00分 公開
[Ronald SchmelzerTechTarget]

 人と対話するプログラム「チャットbot」に関連する技術は進化を続けている。テキストベースで会話をする最初のチャットbotは、1966年にマサチューセッツ工科大学(MIT:Massachusetts Institute of Technology)の研究プロジェクトとして、ジョセフ・ワイゼンバウム氏が開発した「ELIZA」だと言われている。ELIZAは人と本当に会話ができるシステムの実践的かつ本格的な研究というよりも、むしろ“おもちゃ”の概念に近かった。

これまでの一般的なチャットbot

ITmedia マーケティング新着記事

news119.jpg

ネスプレッソ幹部に聞く「マーケティングとサステナビリティーは両立可能か?」
Marketing DiveはNespresso USAでマーケティング担当バイスプレジデント兼サステナビリテ...

news028.jpg

生成AI活用の成否を決める「プロンプトエンジニアリング」 知っておくべきポイントとは?
マーケティング領域で進む「AIシフト」に取り残されないため、どうすればいいのか。今回...

news124.jpg

マーケティングを「リアルタイム」に進化させるために何から始めればいい?
2024年9月に米ラスベガスで開催されたBrazeの年次イベント「Forge 2024」の会場で、同社...