ビジネスを継続させる上でテレワークと、それを実現する安全なリモートアクセスは重要だ。ただしテクノロジーの観点では、パンデミック(感染症の世界的な流行)や大規模な災害がネットワークにもたらすリスクは決して小さくない。
VPN(仮想プライベートネットワーク)のテクノロジーは進化し、インターネットの通信速度は高速になり、ネットワークの通信路容量(帯域幅)の選択肢は広がり、テレワークに必要なネットワークインフラを用意することは難しいことではなくなった。ただし非常時に備えたリモートアクセスの環境を整える際は、複数の要素を評価しなければならない。
テレワークを実施する従業員が急増する可能性があるパンデミックでは、組織の規模によって数十人、数百人、数千人といった規模で従業員のリモートアクセスの環境を整える必要がある。そのために安全かつ十分なネットワークの帯域幅が必要になる。
リモートアクセスを実施するエンドユーザーの増加に対処するには、迅速にライセンスやサポート体制を用意する必要がある。だが、これらを必要になった時にすぐに用意するのは簡単ではない。いずれも用意に時間がかかり、緊急時であればネットワーク運用チームの時間が足りなくなる恐れがある。
必要なリソースが不足したままテレワークを実施すれば、多くの従業員がネットワークの遅さ、アプリケーションの応答時間の長さといった性能の劣化を経験する恐れがある。結果として生産性は下がってしまい、事業運営に影響を及ぼす可能性もある。
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