今、DBaaS(DataBase as a Service)の利用、展開、実装、統合が注目されている。スキーマ生成、重複排除、ETL(抽出、変換、読み込み)といった付加的な機能を数多く備えるデータベースをas a serviceとして購入できるのに、独自のデータベースのホスティング、プロビジョニング、管理、運用に頭を悩ませる理由はあるのかというのがDBaaSの中心的な技術提案だ。
この分野の最新アップデートには、犬のロゴをシンボルとする企業HarperDBが含まれる。同社は社名を冠したクラウドサービス「HarperDB Cloud」を提供している。
HarperDB Cloudは完全マネージド型/ホスト型のサービスで、OSを含めたあらゆるものを運用する。最新のクラウドとして当然のように(前世紀の何かとは対照的に)、HarperDB Cloudのインスタンスは数分で起動できる。
各インスタンスは組み込みAPI、ACID(Atomicity、Consistency、Isolation、Durability)特性を持ったSQLとNoSQLの機能、レポートツールや分析ツールに接続するための標準インタフェースを備える。
HarperDB Cloudはまさに開発者が開発者向けに構築した初のRESTfulデータベースだとHarperDBのCEOステファン・ゴールドバーグ氏は語る。
「HarperDB Cloudの目的は、既に使いやすい製品をさらに容易にすることだった。データ管理とDevOpsを当社が担当しながら、開発者エクスペリエンスの向上を重視し、開発者がアプリケーション開発に専念できるようにするのが当社の希望だ」(ゴールドバーグ氏)
ゴールドバーグ氏と同氏が率いるチームによると、開発者はデータベースを選択するに当たってコスト、機能、パフォーマンスのどれを犠牲にするかという複雑で悩ましい決定に向き合っている。こうした側面に開発者が対応できるよう、垂直方向にも水平方向にもスケーリングでき、動的なスキーマを備える製品を提供するという。
ユーザーは「HarperDB Admin Studio」でインスタンスのサイズを一度アップグレードできる。HarperDBは、完全なドキュメントと技術ブログ、ナレッジベースなどのリソースを提供する。
DBaaS市場に積極的なのはHarperDBだけではない。
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