Zoom、Teamsユーザーが「ホワイトボードアプリ」を使いたくなる“納得の理由”Bluescape、Klaxoon、Microsoft、Miro、MURALなどが参入

Web会議で直接PC画面に書き込み、メモや図式を遠隔から共有できるホワイトボードアプリケーションが急速に普及している。場所を問わずに働く時代の新しい情報伝達ツールとして市民権を得つつある。現状を追った。

2021年04月19日 05時00分 公開
[Maxim TamarovTechTarget]

 いまだに続く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、在宅勤務などのテレワークの従業員とオフィス出勤の従業員が混在するハイブリッド状態が定着しつつある。調査会社のMetrigyによると、ホワイトボードアプリケーションを導入済みの企業と、2021年内の導入を計画中の企業を合わせると、回答企業全体の約45%に達する見通しだ。アナリストは、こうしたホワイトボードアプリケーション市場の成長トレンドに恩恵を受けている主なベンダーとしてBluescape、Klaxoon、Microsoft、RealtimeBoard(Miroの名称で事業展開)、Tactivos(MURALの名称で事業展開)の名前を挙げる。

 ホワイトボードアプリケーションの導入が進んでいる理由の一つには、広く普及しているWeb会議システムの「Zoom」や「Microsoft Teams」との連携ができることが挙げられる。ZoomやMicrosoft Teamsなどと連携するホワイトボードアプリケーションは、テレワーカーにとって必要不可欠なツールとなっている。

Zoom、Teamsと「ホワイトボードアプリ」の併用がもたらす“あの効果”

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