新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うテレワークの普及により、企業はアウトソーシングコストを抑えやすくなる可能性があるという。どういうことなのか。
コストの削減と、提供するサービスの品質向上を目指す上で、ITリーダーは何をすればよいのか。重点を置くべきなのは、IT製品の選定や調達、アウトソーシングサービスの利用などにおけるベンダーとの契約交渉戦略の調整だ。それはなぜなのか。
企業はこれまで、単純作業や定型作業を社外にアウトソーシングしてきた。こうした作業の実行手段を、アウトソーシングからITによる自動化へと置き換えることができる。適切なIT製品/サービスの導入により自動化を取り入れることで、同じ作業を実行するのに必要なアウトソーシングリソースを減らしやすくなる。アウトソーシング先のベンダーとうまく契約交渉をすればコスト削減が期待できる。
ベンダーとの契約の見直しや交渉の成功につながるヒントは幾つかある。前編となる本稿は、そのうち1つを紹介する。
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世界各国で、金融サービス業に対する正常性を保つための要求が厳しさを増し、それに伴い規制状況が急速に変化している。企業がこの状況に対応し、事業を継続するためには、複雑化したコンプライアンス環境の整備と改善を急ぐ必要がある。
金融サービス業において、しばしばコストセンターと捉えられる不正防止策への投資。しかし、CISOが企業としての収益を維持しつつ、金融犯罪や不正行為を防ぐことができれば、その投資はむしろ収益を生む要因となり得るだろう。
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