サードパーティーcookie廃止に備え、IT部門はデータ管理を見直しつつファーストパーティーデータを増強する必要がある。具体的に考えられる5つの方法を紹介する。
デジタル広告のための新しい基盤構築が求められている。企業のIT部門はデータ管理を見直しつつ、ファーストパーティーデータ(自社Webサイトで取得したデータ)を増強する必要がある。今回は、企業がファーストパーティーデータを強化する具体的な5つの方法を紹介する。
個人識別情報の種類(メールアドレス、住所、デバイスIDなど)と、各識別情報の件数(メールアドレスのレコード数など)が多いほど、外部データセットに一致する確率が高まる。あらゆる顧客接点で、さらにデータを収集する機会がないかどうか検討しよう。前の質問への回答を受けてから次の質問に進んで、プロファイルを段階的に充実させていく「プログレッシブプロファイリング」などの手法を使うと効率を高めることができる。
自社が持つ個人識別情報(アカウント番号やアプリケーションのログイン情報など)を外部データと照合させることはできなくても、自社システム内のデータ同士を関連付けることは可能だ。これにより、各顧客の全体像をより正確に把握でき、自社のプロモーションや類似モデリングの効果を高めることができる。
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