次世代インターネット「Web3」について学習したいなら、学習サイトが大いに役立つ。複数ある学習サイトの中から、「Zero To Mastery」「LearnWeb3」を取り上げる。
「Web3」(「Web 3.0」とも)は、複数のコンピュータで正しい情報を共有する「ブロックチェーン」に基づく次世代インターネットだ。Web3に関する8つの学習サイトを紹介する本連載。第4回となる本稿は、5つ目と6つ目を紹介する。
Zero To Mastery(ZTM)の同名学習サイトには、5時間のコース「Web3 Masterclass」がある。Web3 Masterclassで学習できる内容は以下の通りだ。
ZTMはUdemyの同名学習サイトと同様に、さまざまな技術トピックの動画を教材として提供している。受講者は月額39ドルまたは年額279ドルの料金を支払うか、永続アクセス料金として999ドルを支払う。料金を支払えば、教材を自由に利用できる。
LearnWeb3の同名学習サイトは、「Freshman」(1年生)、「Sophomore」(2年生)、「Junior」(3年生)、「Senior」(4年生)の4つのトラック(難易度)に分けて、無料のコースを提供している。受講者はDiscordの同名ボイスチャットツール内の専用コミュニティーを通じて質問をしたり、人脈を作ったり、受講者限定イベントに参加したりできる。
オープンソースのブロックチェーンシステム「Ethereum」で暗号資産を保管するためのウォレット(財布)をLearnWeb3と連携させることも可能だ。それにより受講者は、各コースを修了したことを示すNFT(デジタル資産の所有権を証明する手段としてブロックチェーンに保存する特殊なデータ)を、Ethereumウォレットに受け取ることができる。
4つのトラックを全て修了すると、受講者は以下を体験することになる。
第5回は、7つ目と8つ目の学習サイトを紹介する。
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