検索されやすい「Webサイト」「ブログ」には何が書いてあるのか検索結果のランキングを向上させるための8つのポイント【第1回】

Webサイトを検索エンジンの検索結果の上位に表示させるには、定期的に内容を更新することが役立つ。ただし、むやみに更新しても意味がない。どのように更新するのが効果的なのか。

2022年12月31日 08時15分 公開
[Amanda HetlerTechTarget]

関連キーワード

SEO | Google | 検索エンジン | Webサイト


 人々は毎日インターネットを使って、製品を調べたり、レビューを読んだり、地元の企業を探したりしている。Webサイトが検索エンジンのオーガニック検索結果(広告枠を除いた検索結果)に表示されるようになると、より多くの人々がアクセスするようになる。オーガニック検索結果は、上位に表示されれば表示されるほど、Webサイトへのアクセスが増える傾向にある。

 検索エンジン大手のGoogleは最近、エンドユーザーに役立つ情報を提供するWebサイトに焦点を当てた「ヘルプフルコンテンツシステム」(helpful content system)のアップデート(ヘルプフルコンテンツアップデート)を開始した。ヘルプフルコンテンツシステムは、訪問者にとって有益で、訪問者の疑問に答えることに主眼を置いたコンテンツを優先的に検索結果に表示する仕組みだ。

 企業が潜在顧客と既存顧客に確実に自社のWebサイトを見つけてもらうためには、幾つかのこつがある。検索エンジンの検索結果の上位に自社のWebサイトを表示させるための8つのポイントを紹介する。

1.Webサイトを頻繁に更新する

会員登録(無料)が必要です

 Webサイトの内容を頻繁に更新するほど、検索エンジンがWebサイト情報を収集(クロール)する頻度も高くなる。クロール回数が多いほど、検索エンジンは新しいWebページをより早く発見できる。

 以下の複数のコンテンツを自社のWebサイトに追加して、定期的に更新するとよい。

  • 自社の製品やサービスに関するニュースの紹介
  • 顧客の声と成功事例の紹介
  • 製品紹介の動画
  • 自社のニュース

 少なくとも半年に一度は、既存のWebページを見直すようにする。Webサイトに新しいコンテンツを追加する際には、古くなったり、関連性がなくなったりしたコンテンツを忘れずに削除することも重要だ。

ブログを更新するときのこつ

 コンテンツを更新するための良い方法の一つに、ブログがある。ブログで重要なのは、新しいエントリ(投稿)だけではなく、既存のエントリと関連性のある質の高いエントリを用意することだ。ビジネスや業界、製品、イベントについて、関連するキーワードでエントリを書く。古くなったエントリの内容を定期的に更新、再投稿して、エントリを新しい状態に保つようにする。

 ブログの読者にエントリをSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)でシェアしてもらうことで、新たな読者を獲得できる。有益なブログは、長い年月で検索結果に表示されることがある。


 第2回は、8つのポイントのうち、2つ目を紹介する。

TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス

米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

新着ホワイトペーパー

事例 株式会社シーエーシー

ファーストコールでの問題解決率80%を実現、事例に学ぶサービスデスク改革

世界市場でのビジネスを拡大する中、サービスデスクを全世界で統一することで従来の課題を解決した協和キリン。ファーストコールでの問題解決率80%を国内外で実現するなど大きな成果を挙げている同社の取り組みを詳しく紹介する。

事例 Twilio Japan合同会社

サポート業務の未来を担う「ボイスbot」 モビルスが選んだ導入アプローチは?

「音声応答」によるカスタマーサポートのニーズが高まる中、チャットbotに代わる音声領域の自動応答サービスの開発に着手したモビルス。わずか3カ月でβ版の開発にこぎつけた同社の事例から、成功の秘訣を探っていく。

製品資料 双日テックイノベーション株式会社

Zoomを使って営業活動の質を向上、商談解析ツールの使い方とその具体的な効果

営業活動の質と生産性の向上に向け、Zoomの商談解析ツールへの期待が高まっている。具体的にどのような場面で活用でき、どのような効果をもたらすのだろうか。営業活動におけるZoomの有効な活用方法を紹介する。

製品資料 TeamViewerジャパン株式会社

製造業のアフターサービスを強化、「リモート接続技術+XR」による効果とは

製造業におけるアフターサービスの重要性は言わずもがなだが、近年は人材リソース不足も重なって、その効率化が喫緊の課題となっている。そこで、リモート接続技術とXRを組み合わせて、アフターサービスの品質を向上させる方法を紹介する。

製品レビュー 株式会社セールスフォース・ジャパン

表計算ソフトからの脱却で“調達DX”を推進、成功のカギとなる「SRM」とは?

製造業の調達業務は、価格妥当性評価、脱炭素、安定供給などの対応で社内外の複雑なやりとりが高負荷となっている。この解決には表計算ソフトやメールの情報連携からSRM(サプライヤーリレーションシップマネジメント)への変更が有効だ。

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news025.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news014.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news046.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。