Javaが気になり始めたら「Hibernate」はきっと無視できない今こそ「Java」な“これだけの理由”【第3回】

「Java」を使い続けたくなる理由として、プログラム開発を支える手段が充実していることがある。リレーショナルデータベースを使ったJavaプログラムの開発に活躍する「Hibernate」は、こうした手段の代表例だ。

2023年06月10日 09時00分 公開
[Darcy DeCluteTechTarget]

 「Java」は歴史のあるプログラミング言語および開発・実行環境でありながら、今でも新たな話題を提供し続けている。Javaそのものがバージョンアップを重ねているだけではなく、Javaを使ったプログラム開発を支える手段も、着実に進化してきた。開発者がJavaに関心を寄せるべき理由の4つ目として取り上げるのは、データベースを活用したJavaプログラムに不可欠な“あの手段”の存在だ。

理由4.データベース操作を楽にする「Hibernate」の存在

 Javaプログラムでリレーショナルデータベース(RDB)を扱うための機能仕様群として、非営利団体Eclipse Foundationの「Jakarta Persistence」(旧Java Persistence API)がある。Jakarta Persistenceの代表的な実装が、Red Hatの「Hibernate」だ。

 Hibernateは「オブジェクトリレーショナルマッピング」(ORM)を中核としたライブラリ(プログラム部品群)をそろえる。ORMは、Javaプログラムにおける「オブジェクト」(データと操作をまとめたもの)と、RDBの「レコード」(行)を対応付けることを指す。データベースへのクエリ(問い合わせ)結果に応じたオブジェクトの生成といった処理のために、都度ソースコードを記述する必要性をなくす。

 Red Hatは2015年のバージョン5.0公開以降、Hibernateのメジャーバージョンアップを実施していなかった。2022年10月になってバージョン6.0を公開したことで、開発者はようやく新しいメジャーバージョンのHibernateを入手できるようになった。Hibernate 6.0は「Jakarta Persistence 3.0」に準拠する。


 次回は、5つ目と6つ目の理由を取り上げる。

TechTarget発 エンジニア虎の巻

米国TechTargetの豊富な記事の中から、開発のノウハウや技術知識など、ITエンジニアの問題解決に役立つ情報を厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

「Apple炎上」から何を学ぶか?(無料eBook)
Appleが新しい「iPad Pro」の広告用に公開した「Crush!」が世界中で大炎上したのは記憶に...

news105.jpg

Web担当者を悩ませる「フォーム営業」をブロック 「ヘルプドッグフォーム」に新機能
ノーコードのフォーム作成管理システム「ヘルプドッグフォーム」が「フォーム営業ブロッ...

news070.jpg

Xの「いいね!」非公開化 イーロン・マスク氏の真の狙いは?
Xが「いいね!」を非公開化するアップデートを実施した。狙いの一つは、Xユーザーが他人...