サービス群のアーキテクチャを刷新したSenserflow。そのプロジェクトの一環で、同社はエンドユーザーや従業員がデータを分析するためのダッシュボードを開発した。それによって得られたメリットは。
スマートビル向けのソフトウェアベンダーSenserflowは、自社サービス群を運用するシステムのアーキテクチャを刷新するプロジェクトに取り組んだ。一連のプロジェクトには、エンドユーザーとSenserflowの従業員が共通して利用するダッシュボード機能の実装も入っていた。ダッシュボードの開発は無事に完了した。成果はどのようなものだったのか。
Senserflowによれば、プロジェクトの成功によって、クラウドサービスのITインフラで発生していたコストが月間で約4万ドルも節約できただけでなく、ビジネスにおいて重要なデータにチーム全員がアクセスしやすくなった。
新しいダッシュボードの開発により、事業部門の従業員がエンジニアのサポートなしに、各種データを分析するビジネスインテリジェンス(BI)ツールを利用できるようになった。ITインフラの運用管理は、2人だけで担えるようになった。
SensorFlowの共同創設者で最高技術責任者(CTO)を兼任するマックス・パーゲル氏は次のように語る。「誰でもデータを使えるようにすることで、全てのチームが以前よりも効率的に活動可能になり、意思決定の速度が格段に上がった」
第4回は、今回のプロジェクトを振り返り、どのような課題がありどのような教訓が得られたのかを統括する。
米国TechTargetが運営する英国Computer Weeklyの豊富な記事の中から、海外企業のIT製品導入事例や業種別のIT活用トレンドを厳選してお届けします。
Z世代が考える「日本が最も力を入れて取り組むべき課題」1位は「ジェンダー平等」――SHIBUYA109 lab.調査
SDGsで挙げられている17の目標のうち、Z世代が考える「日本が最も力を入れて取り組むべき...
高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用――アイリッジ調査
実店舗を持つ企業が「アプリでどのようなユーザー体験を提供すべきか」を考えるヒントが...
IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...