Red Hatは検証用に「Red Hat OpenShift」の無償プランを用意している。この無償プランは、Salesforceが廃止した「Heroku」無償プランの代わりになるのか。
2022年11月に、SalesforceはPaaS(Platform as a Service)群「Heroku」の無償プランを廃止し、料金プランを再構成した。無償プランを利用していた開発者やソフトウェア開発チームは、有償プランに移行するか、他の無償のPaaSに移行する必要がある。本稿は無償プランを利用可能な、Herokuの代替候補を紹介する。
「Red Hat OpenShift」(以下、OpenShift)は、Red Hatが開発したPaaS構築ソフトウェアだ。オープンソースのコンテナオーケストレーションツール「Kubernetes」を中心とした最小構成の「Red Hat OpenShift Kubernetes Engine」と、運用・開発機能を加えた「Red Hat OpenShift Container Platform」がある。
OpenShiftはコンテナの管理に必要なさまざまな機能を搭載する。開発者はOpenShiftの各機能を利用することで、コンテナをさまざまなインフラに構築して実行できる。
Red HatはOpenShiftの有償サポートサービスを提供する他、評価用に数種類の無償トライアルプランを提供する。これらの無償トライアルプランのうち「開発者サンドボックス」を使うと、開発者はOpenShiftの開発者向け機能を30日間無償で利用できる。
第7回は、Render ServicesのPaaS「Render」を紹介する。
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