リモートデスクトップのキーボードトラブル解消術【第1回】
リモートデスクトップだとワイヤレスキーボードで文字が打てないのはなぜ?
リモートデスクトップでキーボードが動作しない場合は、まずはキーボードが正常に動作しているかどうかを確かめる必要がある。どのように確認すればよいのか。その方法を説明する。
MicrosoftのクライアントOS「Windows」の標準機能として、離れたところにあるPCやサーバなどの端末を操作可能にする「リモートデスクトップ」がある。リモートデスクトップの利用中にありがちなトラブルが、キーボードが動作しなくなることだ。リモートデスクトップを利用する場合、エンドユーザーが操作する端末はローカル端末ではなく、遠隔にあるリモート端末となる。キーボードと端末が物理的に接続していないことから、トラブルが生じやすい。
リモートデスクトップにおけるキーボードのトラブルは、対処方を覚えておけば簡単に解消できる。トラブルの原因を特定し、不具合に対処するためのトラブルシューティング手法を、5つの手順に分けて説明する。
1.キーボードが動作することを確認する
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リモートデスクトップのトラブルシューティング
最初に確認すべきことは、ローカル端末でキーボードが正しく機能するかどうかだ。物理的に接続できるローカル端末で、キーボードが正しく動作しなければ、リモートデスクトップでもまず動作しない。
キーボードをテストするには、ローカル端末のアプリケーションを開き、幾つかのキーを押す。押したキーに対応する文字が画面に表示されれば、キーボードは正常に動作している。
ワイヤレスキーボードの場合は「受信機」にも注意
文字が入力できても、キーボードのUX(ユーザーエクスペリエンス)が優れないことがある。例えばワイヤレスキーボードは、クライアント端末との接続がうまくできないと、文字を入力したときに大幅な遅延が発生したり、入力した文字が画面に表示されなくなったりする。
ワイヤレスキーボードに関するこうしたトラブルが生じた場合は、次の2つの点を確認する必要がある。初めにワイヤレスキーボードの電源が入っているかどうかを確認する。ワイヤレスキーボードによっては、電源スイッチに少し触れただけで、電源がオフになってしまうことがある。こうしたワイヤレスキーボードはトラブルを招きやすいので、最初から使わないのが一番だ。
不格好ではあるが、短期的な対策としては、テープで電源スイッチを正しい位置に固定する方法がある。電源スイッチが誤作動しやすいワイヤレスキーボードは、次回のハードウェア更新時に取り換えることを検討するとよい。
次のステップは、ワイヤレスキーボードの受信機を、快適に動作する場所に設置しているかどうかを確認することだ。入力の遅延は、ローカル端末に大きな金属製ケースを採用している場合に発生しやすい。金属製ケースが、ワイヤレスキーボードと受信機との通信を遮断しやすいからだ。金属製ケース背面のUSBポートに受信機を取り付けている場合は、受信機を別のUSBハブに差し直せば、トラブルが解決する可能性がある。
第2回は、トラブルシューティング手順の2つ目と3つ目を説明する。
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