Windows 11移行の要注意ガイド【第5回】
「Windows 12」まで待つはあり?――Windows 11移行の是非を考える
「Windows 10」のサポート終了日に備えて、「Windows 11」に移行することは基本的には必須になる。ただし、「Windows 12」を選択肢に含めるのであれば選択肢はその限りではない。
MicrosoftはクライアントOS「Windows 10」のサポート終了日を2025年10月14日に設定している。サポート終了日以降もWindows 10の使用を継続することは可能だが、以降で挙げる理由から、「Windows 11」への移行は基本的には必須と考えなければならない。ただし「Windows 12」を選択肢に含めるのであれば、結論はその限りではない。どういう可能性が残されているのか。
「Windows 12を待つ」は“あり”なのか?
併せて読みたいお薦め記事
連載:Windows 11移行の要注意ガイド
- 第1回:「Windows 11移行、無事完了」と思いきや……その後の“まさかの問題”
- 第2回:「Windows 11」移行後ではもう手遅れになる“予想外の問題”
- 第3回:「Windows 11=がっかりOS」が定説になりかねない3つの理由
- 第4回:Windows 10の愛好者ほど「Windows 11が嫌い」になる理由
Windows関連のその他の話題
どれだけWindows 10を好んで使っていたとしても、Windows 11への移行はほぼ避けられない。Microsoftは2025年10月14日に、Windows 10の公式サポートを終了する。サポート終了日以降もWindows 10の使用を継続できるが、それは現実的とは言えない。まず、以下にその理由を挙げる。
更新プログラムの提供が停止
第一の理由は、Microsoftが2025年10月15日以降にWindows 10の更新プログラムを提供しなくなることだ。これによってWindows 10は、新たに発見された脆弱(ぜいじゃく)性に対して無防備になる。
「拡張セキュリティ更新プログラム」は有償
2025年10月15日以降も、Microsoftからセキュリティの更新プログラムを受け取る方法はある。「拡張セキュリティ更新プログラム」(ESU)という特別なサポートサービスだ。ただしこれは基本的には有償サポートになるので、コストが膨らむ可能性がある点に注意が必要だ。
Windows 10正規ライセンスの販売終了
MicrosoftはWindows 10のダウンロード版の販売を、2023年1月31日に終了した。一部のサードパーティーのリセラーからライセンスを購入することは依然として可能だが、入手は難しくなってきている。つまり新しいPCを購入する際、WindowsとしてはWindows 11を選ばざるを得なくなる可能性が高い。
Windows 11をスキップして「Windows 12」も?
Windows 10からの移行が避けられないとしても、Windows 11が唯一の選択肢にはならない可能性がある。一部の業界アナリストは、Microsoftが2024年後半以降に「Windows 12」を発表するとみているからだ。もしそれが現実になれば、Windows 10のサポート終了日までにWindows 12が利用可能になる可能性がある。そうすればWindows 11への移行をスキップして、Windows 12に移行するというもう一つの選択肢を選べるようになる。
TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[サイボウズ株式会社] AIに何を聞いても「汎用的な答え」しか返ってこないのはなぜか? -
製品資料
[サイボウズ株式会社] なぜAIは組織で定着しないのか? 全社活用を阻む「3つの壁」の突破法 -
製品資料
[株式会社スタディスト] 「不適合品率」改善はどこから始める? すぐにできて効果が大きいポイントとは -
製品資料
[株式会社スタディスト] 食品ロスを利益に変える「現場標準化」のすすめ -
技術文書・技術解説
[株式会社スタディスト] チョコ停・ドカ停を防ぐ「事前対策」の進め方
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
いまIBM iエンジニアが直面する「5つの技術的課題」とその解決策
-
2
SAPの負荷増に苦しむZeissが「リアルタイム分析」「安定運用」を両立させた道
-
3
Microsoft 365侵害企業の9割はMFA導入済み 1002人調査で見えた盲点
-
4
半数がブルーカラー転向を視野に? ベテランエンジニアを追い込む“54歳の壁”
-
5
8割がアナログに逆戻りする“やっぱりな理由” DXを阻む2つの落とし穴
-
6
なぜ「全社配布Copilot」は使われないのか? 失敗に学ぶAI定着
-
7
なぜMicrosoftは「Rust」を標準言語に? AIで進むC/C++書き換えの課題
-
8
「データのバックアップ」に関するアンケート
-
9
「セキュリティ運用と侵入後の初動防御」に関するアンケート
-
10
【専門家に聞く】表計算の限界を突破するロイヤリティ管理のスマートな手法とは?
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
「IT史に名を残すシステム障害」8選
-
2
顧客対応自動化の要点:RAGとデータ連携で“業務で使える生成AI”にする方法
-
3
侵入から横展開まで27秒の脅威にどう立ち向かう? 防御のカギがEDRの理由
-
4
AI駆動攻撃にどう対抗する? 超速の攻撃からエンドポイントを保護する方法
-
5
マンガで解説:情シスの負担を減らす「MDRサービスのインシデント対応」の中身
-
6
有識者が語る、中堅中小企業に求められる最新のサイバーセキュリティ対策とは
-
7
10G回線の真価をフルに享受するには? 導入前にチェックしたいポイント
-
8
なぜAIは組織で定着しないのか? 全社展開を阻む「3つの壁」と突破のヒント
-
9
ランサムウェア攻撃“究極の対策”はこれだ
-
10
パスワードレスへの移行で失敗しないためには? 導入・運用上の注意点を解説
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー