モバイル端末をさまざまな用途で活用するようになった医療業界。前回の「デスクトップ仮想化が医療分野で重宝される理由」に続き、その利用に関して医療情報のセキュリティとプライバシーの問題に効果的に対処する方法を紹介する。今回は残り4つの方法だ。
モバイル端末のネイティブアプリケーションはどうしてもローカルストレージを使わざるを得ない。たとえ、医療データを一時的にダウンロードするだけであってもだ。モバイル端末のストレージは、端末の電源が切られた時点で遠隔からデータを消去(ワイプ)できる必要があるだろう。端末の紛失や置き忘れ、盗難が起こった場合でも、同様のリモートワイプ機能が必要となる。近年、大半のモバイル端末はそうしたリスクに備え、リモートで端末をロックするオートロック機能をサポートしている。発見後の再アクティベート時に長いパスコードの入力を求めるようにすれば、セキュリティ対策を1つ増やすことも可能だ。市販されているモバイル端末管理ソフトウェアの中には、端末を登録しておけば、正当な場合にこうしたリモートワイプを実行できるものもある。
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