AWSのストレージサービス「Amazon S3」と、その周辺のサービス徹底解説! 初めてでも分かるAmazon Web Services【第3回】

AWSのストレージである「Amazon S3」とその周辺のサービスである「Amazon Glacier」「Amazon Elastic Block Store(Snapshot)」「AWS Storage Gateway」「Amazon CloudFront」を解説する。

2013年11月20日 08時00分 公開
[宮澤 慶,サーバーワークス]

これまでの連載

連載インデックス:徹底解説! 初めてでも分かるAmazon Web Services


Amazon S3の概要

 「Amazon Simple Storage Service」(Amazon S3)は、クラウドストレージサービスだ。マネジメントコンソールやSDKなどを利用して、Web上のどこからでも容量に関係なくデータを格納、取得できる。これによって簡単かつ低価格に、開発の拡張性、信頼性を高められる。

 Amazon S3にオブジェクトを格納するためには「Bucket」と呼ばれるオブジェクト置き場(フォルダのようなもの)を作成する必要がある。また、Amazon S3には1バイト〜5Tバイトまでのデータを含むオブジェクトを格納、取得でき、Bucketに格納できるオブジェクト数に制限はない。

図1 Amazon S3の基盤

Amazon S3 Webサイト機能

ITmedia マーケティング新着記事

news038.jpg

生活者の生成AI利用動向 10代後半はすでに5割近くが経験――リクルート調査
テキスト型生成AIサービスの利用経験者の割合は若い年代ほど高く、特に10代後半はすでに5...

news108.jpg

今度の「TikTok禁止」はこれまでとどう違う?
米国ではまたしてもTikTok禁止措置が議論されている。これまでは結局実現に至らなかった...