ドコモ、ガリバー、日経のAWS活用術、最重要資産“データ”はクラウド上でこそ生きる「AWS Cloud Storage & DB Day 2014」パネルディスカッション

NTTドコモ、ガリバー、日経新聞の3社はAWSにデータを預けることをどう考えているのか。「AWS Cloud Storage & DB Day 2014」からパネルディスカッション「データをクラウドに上げたらどうなった!?」の模様をリポートする。

2014年09月26日 08時00分 公開
[石田 己津人]

 アマゾン データ サービス ジャパンは2014年9月9日、業務システムのストレージとデータベースの「Amazon Web Services」(以下、AWS)移行を推進するイベント「AWS Cloud Storage & DB Day 2014」を開催した。その1コマである先進ユーザーによるパネルディスカッションの模様をリポートする。

 パネルディスカッション「データをクラウドに上げたらどうなった!?」は、NTTドコモ(以下、ドコモ) サービス&ソリューション開発部の森谷優貴氏、ガリバーインターナショナル(以下、ガリバー) ITチームの月島 学氏、日本経済新聞社(以下、日経新聞) デジタル編成局編成部の東 弘行氏のパネラー3人(50音順)と、モデレーターを務めたアマゾン データ サービス ジャパンの玉川 憲氏で進められた。

 3社はいずれもAWSの企業系ユーザーグループ「E-JAWS(Enterprise JAWS-UG)」のメンバーであり、AWS活用に意欲的だ。ガリバーは業務システムを全面的にAWSへ移行しているさなかで、「9月末で50%を超える見通し」という。ドコモは1000台を超える仮想サーバ「Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)」を展開し、ストレージ「Amazon S3(Amazon Simple Storage Service)」とデータウェアハウス「Amazon Redshift」でペタバイト級のデータ分析基盤も構築し始めている。日経新聞は主に「電子版モバイル」で利用する。

論理構成は同じであることを説得する

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...