2014年は「DaaSの年」だった AWS、Microsoft、VMwareの気になる戦略とは混戦状態の市場を制するのは、どのベンダー?

2014年は「Amazon WorkSpaces」「VMware Horizon DaaS」「Microsoft Azure RemoteApp」などのサービスによって、クラウド型のデスクトップやアプリケーションの重要性が確認された1年となった。

2015年01月14日 15時00分 公開
[Gabe Knuth,TechTarget]

 「今年はVDI(仮想デスクトップ環境)の年になる」との予測が数年にわたって続いた後、2014年は実際には「DaaS(Desktops as a Service)の年」となった。米VMware、米Amazon、米MicrosoftなどのベンダーがDaaS事業への注力を強めた結果、クラウド型デスクトップは2014年の最もホットなトピックの1つになった。

 2014年のDaaSに対する関心の高まりには、AmazonやMicrosoftとともにVMwareが大きく貢献した。VMwareはDaaSの草分けである米Desktoneを2013年10月に買収し、2014年3月にDesktoneの技術を「Horizon DaaS」としてリリース。以前からDaaSを手掛けていたDesktoneの技術をベースとするHorizon DaaSは、当然ながら大好評のDaaSプラットフォームとなった。

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