AWSすら青ざめる? 中国“アリババストレージ”の衝撃自社クラウドサービスにも採用

中国Alibaba Groupのインフラエンジニアがコールドストレージエンジンのプレビュー版を公開した。これは同社のクラウドサービス「Aliyun」の基盤技術となる可能性がある。

2015年04月18日 09時00分 公開
[Carol SliwaTechTarget]

 大手のオンライン企業が提供するデータストレージサービスが増えており、ITのコスト削減を試みるIT担当者から注目を集めている。2015年3月11日に開催されたLinuxのストレージとファイルシステムのカンファレンス「Vault 2015」では、中国Alibaba Groupがオープンソースベースのコールドストレージエンジン「Lambert」(開発名)を公開した。

 Alibaba Groupでは、持続性の高い低価格なストレージとしてLambertを設計している。Lambertでは、オープンソースソフトウェア(OSS)の分散型オブジェクトストレージ「Sheepdog Project」と低速なHDD、低電力のコモディティサーバを使用している。ほとんどアクセスしないデータを含めたEバイト規模のデータ容量まで拡張できる。

AWSの「Amazon Glacier」よりも安い?

ITmedia マーケティング新着記事

news063.jpg

約8割の人が経験する「見づらいホームページ」 最も多い理由は?
NEXERはくまwebと共同で「見づらいホームページ」に関するアンケートを実施した。

news119.jpg

スマホ時間の奪い合い「利用者増えても、利用時間は減少」 唯一の勝者は?
データマーケティング支援のGlossomは、「スマートフォンでのメディアとコマースの利用に...

news100.jpg

生成AI時代のコンテンツ制作の課題 アドビが考える解決法は?
求められる顧客体験はますます高度になる一方で、マーケターのリソースは逼迫している。...