アパレル企業のケイト・スペード ジャパンは、独立をきっかけにERPシステムを含むIT基盤の総入れ替えを行った。インフラにAWSのクラウド環境を採用し、「リーン」の手法によるシステム構築を実現した。
ケイト・スペード ジャパンは、「ケイト・スペード ニューヨーク」「ケイト・スペード サタデー」「ジャック・スペード」をはじめとしたファッションブランドで服飾雑貨、アパレル事業を展開する企業だ。2012年に米国本社の100%子会社として独立を果たしたことを機に、国内の元親会社からのシステムの切り替えと、ビジネスのさらなる拡大のために基幹システムを含むIT基盤の全面刷新が必要となった。
そして、2013年夏にERPパッケージ「Infor M3」の導入と、「Amazon Web Services(AWS)」を用いたクラウド環境の構築を決定し、2015年2月に稼働を開始している。本稿では、2015年6月に開催された「AWS Summit Tokyo 2015」の講演を基に、同社のERPシステム構築およびAWS移行のポイントを紹介する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...