アパレル企業のケイト・スペード ジャパンは、独立をきっかけにERPシステムを含むIT基盤の総入れ替えを行った。インフラにAWSのクラウド環境を採用し、「リーン」の手法によるシステム構築を実現した。
ケイト・スペード ジャパンは、「ケイト・スペード ニューヨーク」「ケイト・スペード サタデー」「ジャック・スペード」をはじめとしたファッションブランドで服飾雑貨、アパレル事業を展開する企業だ。2012年に米国本社の100%子会社として独立を果たしたことを機に、国内の元親会社からのシステムの切り替えと、ビジネスのさらなる拡大のために基幹システムを含むIT基盤の全面刷新が必要となった。
そして、2013年夏にERPパッケージ「Infor M3」の導入と、「Amazon Web Services(AWS)」を用いたクラウド環境の構築を決定し、2015年2月に稼働を開始している。本稿では、2015年6月に開催された「AWS Summit Tokyo 2015」の講演を基に、同社のERPシステム構築およびAWS移行のポイントを紹介する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
トランプ氏勝利で追い風 ところでTwitter買収時のマスク氏の計画はどこへ?――2025年のSNS大予測(X編)
2024年の米大統領選挙は共和党のドナルド・トランプ氏の勝利に終わった。トランプ氏を支...
AI導入の効果は効率化だけじゃない もう一つの大事な視点とは?
生成AIの導入で期待できる効果は効率化だけではありません。マーケティング革新を実現す...
ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。