2016年05月22日 07時00分 公開
特集/連載

徹底比較:王者「12.9インチiPad Pro」 vs. Windows 10搭載2-in-1、総合力で勝るのは?ビジネスと相性のいい2-in-1はどちら?(2/4 ページ)

[Ed Hardy,TechTarget]

本体搭載のインタフェース、ボタン、スピーカー

 Galaxy TabPro SはUSB Type-Cを1基搭載する。これを使えば、充電、データ転送、アクセサリーの接続に対応できる。12.9インチiPad Proでも似たような構成を採用しているが、インタフェース規格としてApple製品が共通で採用する単一の「Lightning」を搭載する。USBは広く普及している業界標準といえる存在で、LightningはAppleの独自規格だ。とはいえ、Appleの「iPhone」シリーズのユーザーが圧倒的多数なおかげで、Lightning対応デバイスでは幅広いアクセサリーが選択できる。ただ、Lightning対応アクセサリーは同じ製品のUSB対応版と比べて高額になる傾向がある。

 12.9インチiPad ProとGalaxy TabPro Sは、どちらもmicroSDメモリーカードスロットを備えていないが、接続して使用できるオプションを用意している。

 本体搭載ボタンでは、どちらも一般的な電源ボタンと音量調整ボタンを搭載する。Galaxy TabPro Sでは、物理的なWindowsボタンも本体の右側にある。これに対して12.9インチiPad Proでは、ホームボタンを本体の正面に配置している。このホームボタンはiOSセキュリティシステムの指紋スキャナーも兼ねている。Galaxy TabPro Sには、これに相当する生体認証センサーを組み込んでいない。だが、Samsung Electronicsの「Samsung Flow」を使えば、「Galaxy」シリーズの生体認証センサー搭載モデルを経由した認証機能をGalaxy TabPro Sで利用できる。

 12.9インチiPad Proの本体には4基のスピーカーを内蔵しているおかげで大音量出力が可能だ。Galaxy TabPro Sが内蔵するスピーカーは2基にとどまるが、それでも少し離れた場所に座って快適に映画鑑賞するのに必要な音量は確保できる。スピーカーについては明確な差はないといえるだろう。

キーボードとアクティブペン

 12.9インチiPad Proとは異なり、Galaxy TabPro Sには装着型のキーボードが標準で付属する。このキーボードを取り付けることでGalaxy TabPro SはタブレットからクラムシェルタイプのクライアントノートPCとして利用できる。キートップのサイズは約17.8×17.8ミリで、愛それージョンタイプと異なりキーの間にスペースはない。キー全体は約269.2(幅)×94(奥行き)ミリの領域に収まっている。その下には、約88.9(幅)×43.2(奥行き)ミリのトラックパッドを配置する。

どちらも純正の外付けキーボードを用意するが、右のGalaxy TabPro Sはキーピッチ17.8ミリのタイプが標準で付属する《クリックで拡大》

 12.9インチiPad Proにはキーボードが標準で付属しないが、幾つかのモデルを選択可能だ。その中にはApple自らが提供している「Smart Keyboard」(価格は北米向けモデルで169ドル)だ。キートップの大きさは約15.2×15.2ミリで、アイソレーションタイプなのでキーの間にスペースを設けている。キー全体は約269.2(幅)×88.9(奥行き)ミリの領域に収まっている。iOSがサポートしないトラックパッドは備えていない。

 Galaxy TabPro Sはアクティブペンも標準で付属するが、12.9インチiPad Proも同様だ。また、どちらも標準付属以外でも一般に販売している対応スタイラスやペンを利用できる。例えば、12.9インチiPad ProではAppleの「Apple Pencil」が使用できる。

 キーボードが標準で付属する点と搭載OSでマウスなどのポインティングデバイスをサポートしている点を考慮すると、キーボードとアクティブペンに関してはGalaxy TabPro Sが使いやすいと評価できる。

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