命が関わる医療現場のIT活用においてシステムの処理速度は「命」にもかかわる問題だ。仮想環境の普及が進む医療システムにおいて、その生死を左右しかねないキーパーツがストレージだという。
IT担当者は医療現場でストレージテクノロジーをどう使えばアプリケーションのパフォーマンスを向上させられるかに、今、最も関心を持って取り組んでいる。
ここで重要なのは、デスクトップ仮想化の実装を決めた病院が、仮想デスクトップが少なくとも物理デスクトップと同等のパフォーマンスを発揮することを非常に重視していることだ。
ただし、仮想デスクトップのパフォーマンスが良ければアプリケーションのパフォーマンスが必ず良くなるわけではない。この原因は何だろうか。物理デスクトップと異なり、仮想デスクトップではアプリが必ずしも仮想デスクトップに直接インストールされているとは限らない。そのため、仮想デスクトップの基盤となるストレージハードウェアの機能の恩恵を受けられないこともある。
1位 iPhone 3200台導入の東京慈恵会医科大学、情報共有の在り方を一新
2位 中小規模病院や診療所で電子カルテがそれほど普及しない理由
3位 「病院の予約もチャットボットにおまかせ」な時代は本当に来るのか
4位 医療IT最新調査で明らかになった「セキュリティ対策が全ての投資対象を突き放す」
5位 在宅医療では「いつでも」「どこでも」「誰でも」使えるシステムが普及のカギ
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
在任期間は短くても将来は明るい? データが示すCMO職のさらなる出世の可能性
CMOの約3分の2はポジションを離れた後、社内で昇進するか、他のブランドで同等またはより...
「押し付けがましい広告」が配信されたとき、消費者はどう感じるか
消費者は個人データに依存した広告よりも、記事などのコンテンツの文脈に沿っている広告...
SNS発信のベストな時間帯(2025年版) InstagramとFacebook、TikTokでどう違う?
Hootsuiteが2025年版のソーシャルメディア最適投稿時間を公開。各プラットフォームごとの...