命が関わる医療現場のIT活用においてシステムの処理速度は「命」にもかかわる問題だ。仮想環境の普及が進む医療システムにおいて、その生死を左右しかねないキーパーツがストレージだという。
IT担当者は医療現場でストレージテクノロジーをどう使えばアプリケーションのパフォーマンスを向上させられるかに、今、最も関心を持って取り組んでいる。
ここで重要なのは、デスクトップ仮想化の実装を決めた病院が、仮想デスクトップが少なくとも物理デスクトップと同等のパフォーマンスを発揮することを非常に重視していることだ。
ただし、仮想デスクトップのパフォーマンスが良ければアプリケーションのパフォーマンスが必ず良くなるわけではない。この原因は何だろうか。物理デスクトップと異なり、仮想デスクトップではアプリが必ずしも仮想デスクトップに直接インストールされているとは限らない。そのため、仮想デスクトップの基盤となるストレージハードウェアの機能の恩恵を受けられないこともある。
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