社内LANからクラウド──複雑怪奇なネットワークに潜むトラブルを「退治」する諸悪の根源は必ずいる(1/2 ページ)

スマートフォンをかざせば見えないモンスターが現れてゲットできるのは“なんとかGO”の世界。ネットワークのトラブル解決もそんな感じで解決できればいいのだが。

2016年07月25日 12時00分 公開
[Patrick HubbardTechTarget]
社内ネットワークとクラウドが連係するハイブリッドネットワークでは、従来の監視ツールが使えなくなるという

 どんなトラブルでも、その解決を行う最初の1歩は「トラブルが実際に起きていると認めること」だ。

 自分勝手な思い違いが少しずつ進行していても、それを無視してしまうことは非常に多い。固有のツールを必要とする新しいITテクノロジーが登場したときはそれも1つの選択になる。だが、長期間にわたって頼りにしてきた必須かつ縁の下の力持ち的なツールが役に立たなくなった場合は話が異なり、かなりうろたえることになるだろう。

 また、クラウド、Software as a Service(SaaS)、ハイブリッドITにビジネスがシフトする中で、traceroute(トレースルート)のような基本かつ実績のあるツールが時代遅れになってきている。

 環境の不透明性が増し、管理者の権限が小さくなる中で、管理者はどのようにネットワーク問題のトラブルシューティングに着手すればいいのだろうか。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...