クラウドベンダー候補を評価する場合、各ベンダーがインスタンスの種類をどの程度の範囲で提供するかだけでなく、新しい技術やデータベース機能などのサポートも調査する必要がある。
パブリッククラウドのIaaS(Infrastructure as a Service)選定は簡単に思えるかもしれない。だが急いで採用するものではないことも確かだ。
IaaSの機能評価には留意すべきことがある。それは、必要に応じてインスタンスをサイジングし、ストレージ機能を追加して、環境を拡張できる柔軟性が得られるかどうかだ。つまり、さまざまな構成を試して、自社のワークロードにとって最も性能が高く、コスト効率に優れた構成を見極めることが重要になる。IaaSにとって最も重要なのは、こうしたさまざまな構成に対応できることだ。
IaaSの性能は、サーバ、ストレージ、ネットワークに加え、それぞれの機能を支える各種ソフトウェアの組み合わせによってかなり変わってくる。企業は機械学習のような新しい技術の機能についてもベンダー候補を評価しなければならない。また、ハイブリッドクラウドや他の複数の要素をサポートできるかどうかも評価すべきだ。
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一度クラウドサービスに移したシステムをオンプレミスインフラに戻す「脱クラウド」は、なぜ起こるのか。実際にオンプレミス回帰に踏み切る際には、どのようなコストが発生するのか。専門家の声を基にまとめた。
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