2018年09月18日 05時00分 公開
特集/連載

いまさら聞けない「AHCI」 IT担当者が知っておくべきこととは肝心なのは機能ではなく“どこで使うか”

AHCI(Advanced Host Controller Interface)とRAID(Redundant Array of Independent Disks)は、データ管理とストレージインフラの効率的な運用のために理解しておくべき基本概念だ。

[Scott D. Lowe,TechTarget]
画像 重要なのはどこに使われている技術なのか、という点

 SSDの時代になっても、依然として旧式のテクノロジーは使われ続けている。その一例が、AHCI(Advanced Host Controller Interface)とRAID(Redundant Array of Independent Disks)だ。

 AHCIとRAIDは同じ文脈の中で見掛けることが少なくないが、目的はそれぞれ別だ。PC単体を運用している場合でも、巨大なストレージ環境を運用している場合でも、AHCIとRAIDの違いを理解しておくことが肝心だ。それぞれに、ストレージ環境をスムーズに運用するのに役立つ機能がある。

AHCIとRAIDの基礎

 AHCIは、ソフトウェア(大抵はOS)がSATAデバイスと通信できるようにする業界標準のストレージインタフェースだ。古くから使われてきたパラレルATA(PATA)やIDE(Integrated Drive Electronics)インタフェースの代わりとして、2004年にIntelが導入した。

ホットスワップを実現

 AHCIは、SATAデバイス特有の機能をOS側で使用できるようにする。例えば、SATAはデバイスのホットスワップ(PCの再起動を必要としないで、PCに新しいデバイスを接続する機能)が可能だ。AHCIにより、Windows、UNIX、Linuxの各OSでホットスワップが可能になった。

 HDDにおけるNCQ(Native Command Queuing)は、ハードウェア側のSATAとソフトウェア側のAHCIの組み合わせで導入された有名な機能だ。

ITmedia マーケティング新着記事

news051.jpg

ミレニアル世代・Z世代の離職意向が低下、コロナ禍を機に精神的健康も改善――Deloitte調査
世界各国のミレニアル・Z世代約2万7500人を対象にした年次調査。今回は新型コロナウイル...

news078.jpg

新規事業の実態 最重要KPI「100%以上達成」は約2割――クニエ調査
新規事業の「最重要KPI」「スケジュール遅延」「開発規模」の結果に対して、その要因とな...

news056.jpg

福田康隆氏、NEC東海林直子氏らが語る営業のデジタルシフト まずどこから始めればいい?
お客さまに会って課題を与えてもらうスタイルから、営業自身が課題を先に探して提示する...