マルチクラウド環境のデータバックアップ体制 主要3ベンダーを紹介将来の可能性も視野に入れる

複数のクラウドサービスにデータを預ける企業が増えるに連れ、マルチクラウド環境におけるデータのバックアップが重要になってきた。どのように対処すればいいのか紹介しよう。

2018年10月25日 05時00分 公開
[Stuart BurnsTechTarget]
画像

 マルチクラウド環境におけるデータのバックアップが不可欠だと主張するベンダーは少なくない。

 クラウドサービスの内部で、データを回復できるようにするのは難しいことではない。だが、異常事態が発生した場合に待機システムに切り替えるフェールオーバーの機能は、ほとんどの場合、企業顧客ではなく、クラウドベンダーが管理している。また、フェールオーバーの機能はデータセンター規模の災害復旧(DR)イベント向けに設計されており、アプリケーションの障害やディスクの破損など、企業顧客のDRイベントは対象になっていない。

 企業はバックアップを完全にクラウドベンダー任せにすることはできないのが現状だ。

マルチクラウド環境におけるバックアップの選択肢

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...