マルチクラウド環境のデータバックアップ体制 主要3ベンダーを紹介将来の可能性も視野に入れる

複数のクラウドサービスにデータを預ける企業が増えるに連れ、マルチクラウド環境におけるデータのバックアップが重要になってきた。どのように対処すればいいのか紹介しよう。

2018年10月25日 05時00分 公開
[Stuart BurnsTechTarget]
画像

 マルチクラウド環境におけるデータのバックアップが不可欠だと主張するベンダーは少なくない。

 クラウドサービスの内部で、データを回復できるようにするのは難しいことではない。だが、異常事態が発生した場合に待機システムに切り替えるフェールオーバーの機能は、ほとんどの場合、企業顧客ではなく、クラウドベンダーが管理している。また、フェールオーバーの機能はデータセンター規模の災害復旧(DR)イベント向けに設計されており、アプリケーションの障害やディスクの破損など、企業顧客のDRイベントは対象になっていない。

 企業はバックアップを完全にクラウドベンダー任せにすることはできないのが現状だ。

マルチクラウド環境におけるバックアップの選択肢

会員登録(無料)が必要です

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news025.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news014.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news046.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。