NVMeの最新標準「NVMe over Fibre Channel」とは何か?既存のFC SANでも利用可能(1/2 ページ)

「FC-NVMe」とも呼ばれる新しい標準が公開された。ファイバーチャネルSANによるパフォーマンスの遅れをこの標準がどの程度軽減するかは、これから数カ月の動向を見守る価値があるだろう。

2019年02月20日 09時00分 公開
[Scott SinclairTechTarget]

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画像 FC-NVMeはデータセンターの未来を変える?

 ITインフラの新たな波への備えはできているだろうか。FCIA(The Fibre Channel Industry Association)がNVMe over Fibre Channel(NVMe over FC)の業界標準を公開した。NVMe over FCは「FC-NVMe」とも呼ばれる。このFC-NVMeは、データセンターの未来を占う重要なステップだ。

 NVMeテクノロジーは登場してからしばらくたつ。SASやSATAなどの従来のインタフェースプロトコルとは異なり、NVMeはフラッシュストレージのようなメモリベースのストレージメディアが備えるパフォーマンスのメリット(低遅延)をアプリケーションでも享受できる。PCI Expressトランスポート層で運用するよう開発されたNVMeは、主にNVMeベースのサーバ内蔵型SSDや直接接続型のストレージ(DAS)に限定されている。

 FC-NVMe標準が公開されたことで、NVMeベースの通信をファイバーチャネルSAN(FC SAN)で利用する方法が取り決められたことになる。この標準はNVMeのアクセス性を劇的に改善し、FC SANのパフォーマンスを向上させる。

FC-NVMeと既存のFC SANインフラ

 標準が公開されることと、エンドツーエンドで機能するエンタープライズ製品を開発することは別の問題だ。

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