Googleは、Kubernetesの大規模テスト環境をCNCFに移管するため、「Google Cloud Platform」(GCP)クレジットとして900万ドルを寄付し、3年間の引き継ぎプロセスに入る。
2018年8月末、Googleはクラウドベースの大規模テスト環境をオープンソースソフトウェア管理団体Cloud Native Computing Foundation(CNCF)に移管する準備を開始した。Googleはこれにより、Kubernetesのガバナンスを完全な独立状態にさせることに一歩近づいた。
CNCFは、アップストリーム(サードパーティー製でなくコアの)Kubernetesの開発に使用するテスト環境の管理を、Googleから徐々に引き継ぐ予定だ。Googleのスタッフのみが管理していたこのテスト環境は、5000台の仮想マシン(VM)に構築された15万個ものコンテナにより、スケーラビリティのテスト用クラスタを実現する。Kubernetesプロジェクトのコントリビューターは、このインフラでテストを実行する際、これまではGoogle社員を通す必要があった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...