「コグニティブオートメーション」とも呼ばれる「インテリジェントプロセスオートメーション」(IPA)は、「ロボティックプロセスオートメーション」(RPA)のようにビジネスプロセスを自動化するだけでなく、人工知能(AI)技術を利用して運用の仕組みをシステムに学習させ、判断や指示を導く技術だ。RPAと比べると、より幅広い業務に適用できる可能性がある。
「IPA市場は発展途上だが、その成長の可能性は計り知れない」と語るのは、調査会社Constellation Researchの創設者でプリンシパルアナリストを務めるR・レイ・ワン氏だ。
「ERP」(総合業務)システムであれ、「CRM」(顧客関係管理)システムであれ、「SCM」(サプライチェーン管理)システムであれ「真の自律型企業の実現に向けた大きなトレンドの一部にすぎない」とワン氏は語る。「ユーザー企業の関心は、実現可能な自動化の程度に向けられている」と同氏は指摘。「既存のシステムはこうした状況に対処できないため、Aera TechnologyのようなIPAシステムを提供する企業が存在する」と説明する。
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