コールセンター向けクラウドサービスを手掛けるSharpen Technologiesは、自社サービスの自動文字起こし機能の精度向上を目指して音声認識システムを刷新した。システム移行の背景は。
Sharpen Technologiesが提供するコールセンター向けクラウドサービスは、通話音声の自動文字起こし機能を含む。同社はこの機能を無料で提供しており、ユーザー企業からも好評を博していた。だが同社は数年前「文字起こしが不正確だ」という苦情をあるユーザー企業から受け取った。
「確かに、当時は文字起こしの精度が優れているとは言えなかった」。Sharpen Technologiesで製品担当のバイスプレジデントを務めるアダム・セトル氏はそう語る。同社が採用していた文字起こし機能がどこのベンダーのものかについて、セトル氏は明らかにしていない。
セトル氏によると、苦情を伝えたユーザー企業は、自動文字起こし機能をキーワード検索に利用することを想定していた。「文字起こしが誤っていれば、キーワードを検索しても該当する文章が出てこないので、意味がない」と同氏は述べる。
この苦情をきっかけに、Sharpen Technologiesは新しく自動文字起こしツールのベンダーを探し始めた。そして2015年設立の音声認識分野のスタートアップ(創業間もない企業)であるDeepgramに着目した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...