中編「『温度監視』『需給調整』にも注目 米国に学ぶ新型コロナワクチン配布の知恵」に続き後編となる本稿は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン配布プロセスから学ぶ「加工、流通過程の管理」の重要性や、スムーズなワクチン接種を支えていた補助的な要素を解説する。
新型コロナワクチンのサプライチェーンは技術の進歩によって機能が向上した。とはいえ温度モニタリングをはじめ、改善すべき点がまだ残っている。
ソフトウェア開発コンサルティングを手掛けるHeadstormのシニアパートナー、ロバート・ケリー氏は「新型コロナワクチンのサプライチェーンの意思決定に関わる人たちは、温度測定の精度や頻度、各段階での責任者をどう把握するかなど、いろいろ苦労していた」と説明する。新型コロナワクチンのサプライチェーン構築におけるこれらの問題が解決するにつれて、他のサプライチェーンでもこの経験を判断材料として活用し、貨物の状態に関するデータセットをもっと豊富に共有するための改善策を講じやすくなる。
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