SASEの本命は「ネイティブSASE」か? “SD-WANだけ”の製品にはない魅力「SASE」の3大実装パターン【後編】

GartnerによるSASEの提唱を受けてベンダー各社が生み出したのが「ネイティブSASE」だ。既存製品の寄せ集めとは何が違うのか。

2021年06月16日 05時00分 公開
[John CavanaughTechTarget]

 ネットワークセキュリティの新たな概念である「SASE」の実装パターンは、WANをソフトウェアで制御する「SD-WAN」(ソフトウェア定義WAN)を中核要素だと考えると3つに大別できる。SD-WAN機能とセキュリティ機能を組み合わせた実装パターンを紹介した中編「『SASE』を『SD-WAN』機能とセキュリティ機能の組み合わせで実現する利点とは?」に続き、後編となる本稿は、3つ目の実装パターンである「ネイティブSASE」を取り上げる。

パターン3.ネイティブSASE

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