2進法と並んで、コンピュータの世界でよく使われる記数法が16進法だ。16進法では0〜9の数字に加えてa、b、c、d、e、fといったアルファベットも使う。これは10進法の数値を16進法の数値に変換した場合の混乱を防ぐのに役立つ。
10進法の数値と16進法の数値の対応は、以下の表5の通りだ。
10進法 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
16進法 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | a | b | c | d | e | f |
ここで10進法の「500」を例に取ろう。10進法の500は16進法の「1f4」になる。500を16の累乗の和として分解すると、
と表現可能だ。10進法の15は16進法のfであることを踏まえると、10進法の500は次の表6の通り分解できる。
位 | 100(162) | 10(161) | 1(160) |
---|---|---|---|
値 | 1 | f | 4 |
表6の値をつなげて書いた「1f4」が、10進法の500を16進法に換算した数値であることが分かる。
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