出張や外出が再開して、出先で各種のガジェットを必要とする場面が戻ってきた。米TechTargetのギーク(技術オタク)のお薦めを基に、プレゼントとしても有用なお薦めガジェットを紹介しよう。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(感染症の世界的な流行)が落ち着いたことで、オフィス回帰だけではなく出張をはじめとした外出の動きも戻りつつある。そこで本稿は、出張先や移動中に使える便利なガジェットを5つ紹介する。デバイスの周辺機器を含めて、どれもプレゼントしても使える面白いガジェットだ。
出張が再開して慌ただしくなるギークにとっての必携アイテムが、モバイルバッテリーや電源タップだ。あるギークは、米国、欧州、中国で毎年開催されている国際カンファレンス「KubeCon」(コンテナオーケストレーター「Kubernetes」に関するカンファレンス)に参加した際、最低限のモバイルバッテリーと電源タップしか持っておらず困った経験があると話す。
ポータブルモニターへの関心もギークの間で高まっている。あるギークはポータブルモニター用に、Intelが開発に関わる高速データ伝送技術「Thunderbolt」のコネクター付きケーブルを使っている。「普段はかばんの中に入れっぱなしにしておけるし、ディスプレイ用電源と映像送信機器の2役をこなしてくれる。カフェで2画面を使えるのは便利だ」とその人は語る。
ノイズキャンセリング機能付きヘッドフォンや、マグネット式のスマートフォングリップなど、移動中の時間を豊かにするプレゼントを考えてもいいだろう。マグネット式スマートフォングリップを愛用しているギークは、「出張以外でも、ベビーカーやジムのトレーニング機器に取り付けるなど、さまざまな使い方ができて便利だ」と評価する。
一人の時間を楽しむためのガジェットとして、ポータブルゲーム機を贈るのも一つの手だ。ギークの間で大流行しているのが、ゲーム互換機メーカーAnalogueの「Analogue Pocket」だ。任天堂が1989年に販売開始した「ゲームボーイ」をはじめとするレトロゲーム用カートリッジをプレイできる。その完成度の高さから「レトロゲームへのラブレターだ」とギークの根強い支持を受けている。ただし半導体不足や物流の遅れといった原因で、発送までに時間がかかることがあるようだ。
娯楽性に加えて有用性を兼ね備えたガジェットとしては、「Flipper Zero」がある。Flipper Zeroは、赤外線通信や無線通信規格「Bluetooth」で接続して操作できるポータブルマルチツールだ。例えばリモコンとして使える。「用途が幅広く、使い始めるとあっという間に1日が終わってしまうこと請け合いのデバイスだ」とギークは話す。
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