airSlateの「signNow」とSecureDocsの「ReadySign」は、他の主要な電子サインツールと比べると安価だが、必要な機能をそろえている。それぞれの特徴は。
テレワークが普及したことで、電子的な署名や押印である「電子サイン」の利用機会が広がっている。市場にはさまざまな電子サインツールがあり、ベンダー各社は連携機能やモバイルアプリケーション、テンプレートなどで特色を打ち出している。本稿は代表的な6つの電子サインツールのうち、5つ目と6つ目を紹介する。
airSlateのクラウドサービス「signNow」は、PDFファイルなどのドキュメントファイルや入力フォームに電子サインを追加できる。API(アプリケーションプログラミングインタフェース)を使用して、WebサイトやCRM(顧客関係管理)ツールなどのアプリケーションと連携することが可能だ。
役割ごとにドキュメントの閲覧権限を設定する機能は、ドキュメントの回覧に役立つ。チーム内の複数メンバーがドキュメントやテンプレートを共同編集でき、ドキュメントのデザインを自社ブランドに合わせてカスタマイズすることも可能。複数ドキュメントの電子サインを管理する機能を持つ。モバイル端末からの電子サインも可能だ。
料金(年間一括払いの場合)は、最小構成プラン「Business」が1ユーザー当たり月額8ドルとなっている。
SecureDocsの「ReadySign」は、他の電子サインツールと同様に、カスタマイズ可能なドキュメントテンプレートや入力フォームの機能を備える。「AnySign Link」という通知機能は、電子署名の依頼から、電子署名済みドキュメントの回収までのプロセスを効率化する機能だ。電子署名のカスタマイズや署名済みドキュメント管理、ロール(役割)ベースのユーザー管理などの機能も搭載する。
料金(年間一括払いの場合)は、10ユーザーのプランが1ユーザー当たり月額25ドル。40ユーザーのプランが1ユーザー当たり月額10ドル、100ユーザーのプランが1ユーザー当たり月額6ドルだ。
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